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2020.08.27

京都の健康住宅~数値通りの断熱性能が発揮できるかどうかのカギは気密性にあり

R+house京都宇治・城陽

皆様こんにちは。

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

今回も、前回のブログの続きです!


数値通りの断熱性能が発揮できるかどうかのカギは気密性にあり

性能の高い住宅の三つの条件は、断熱性、気密性、換気に優れていることです。

施工時に生まれる隙間が断熱性を損なうだけに、

隙間をできるだけ減らすことが家づくりでは重要になります。

その目安となるのが気密性です。

気密性の高い住宅は、隙間からの熱損失がないため保温性に優れ、冷暖房の効率がいい住宅です。

どれほど精密に設計・施工された住宅でも、施行段階で細かい隙間がどうしてもできます。

完全に密閉された家というものは、まずありえません。

だからといって、隙間があまりに多くて気密性が低いと、いくら高断熱にしても、

エネルギーのロスが大きくなってしまいます。

では、どのくらいの隙間までなら断熱性が損なわれずに済むのか。

その基準となるのが、C値(隙間相当面積)です。

C値は気密性を表す数値で、住宅全体の隙間面積を、延べ床面積で割って計算します。

値が小さいほど、気密性が高いことを意味します。

住宅にどれだけの隙間があるかを数値化する

多くの専門家が指摘するように、C値は1.0以下が必須だと考えています。

C値をわかりやすく説明すると、C値が1.0なら、

その住宅の隙間を全部集めるとハガキ1枚分の面積になるということです。

よく自社の住宅ではC値2.0とうたっている住宅会社がいますが、

1.0を基準にすれば論外のレベルといわざるを得ません。

しかも、そういった住宅会社の建物を実際に測定してみると5程度の場合がほとんどです。

C値5ですから実にハガキ5枚分。

昔の換気扇の穴くらいの隙間があるということです。

さらにいえば、そもそもC値についてしっかり説明できない住宅会社もいます。

そうした住宅会社が建てる家では、C値が二桁に達することも珍しくありません。

そうなるともはや断熱計算は無意味で、Q値もUA値も名実ともに机上の空論となります。

ちなみに、住宅先進国のドイツで採用されているC値は、0.2から0.3です。

Q値とUA値だけでは本当の性能はわからない

断熱性を表すQ値やUA値は設計図から割り出す理論値ですから、

実際に住宅を建てたときに隙間から逃げる熱損失は、計算に含まれていません。

細かくいうと、屋根から逃げる熱や床下に逃げる熱、窓や壁から逃げる熱などは、

断熱材の厚みやサッシの性能まで含めて計算するのに、隙間から逃げる熱損失は計算しないのです。

極端な話、壁に大きな穴が開いていて熱がどんどん漏れている家でも、

隙間が勘案されない以上、Q値とUA値の計算では反映されない結果が出ます。

つまり隙間から熱はいっさい逃げない、という前提の計算式なのです。

これはおかしいと私たちは考えています。

計算の結果、Q値が2.0だった家があるとします。

2階建て32坪の住宅です。

ところがこの家には隙間が多く、C値は5.0でした。

すると、実際のQ値は2.66という計算になるのです。

これは風速7.9メートルという設定での計算です。

砂埃が立ったり落ち葉が舞ったりする、そこそこ強い風です。

その環境下において、ハガキ5枚分もの隙間があると、

そこからどんどん熱が逃げ出してしまうのです。

断熱効果に影響を及ぼすことは、いうまでもありません。

C値を計測することで、断熱性能の「実質」がわかる

こうした計算結果を、私たちは独自に「実質Q値」と呼んでいます。

机上の計算ではない、現実のC値を元にした実質Q値とUA値こそ、

尊重されるべきだと考えます。

理論値は住宅会社の都合であって、お客さまの都合ではないからです。

2020年の新基準に向けて、断熱の問題は向上していきます。

それに比べて、気密性はないがしろにされています。

実はC値という基準自体、2009年の省エネ基準見直しの際に撤廃されてしまったのです。

C値の高い家を建築できるだけの技術をもった住宅会社はそれほど多くはありません。

そうした住宅会社に配慮した結果なのでしょうが、

住宅建設の世界でいかに消費者がないがしろにされているかを

示す証左ともいえるのではないでしょうか。

C値の計測の有無と標準値を必ず事前に確認する

Q値とUA値は、こういう建材を使ってこういう施工を

すると設計図上に表し、計算したものです。

正しい施工が高い精度で行われたときに、そのまま生きる数値です。

C値はあくまでも実測ですから、その施工精度を測る意味合いももっています。

つまり、正しい断熱施工が隙間なく行われているか確認することで、

理論的な期待値であるQ値とUA値の性能が発揮できるかどうかの確認ができるわけです。

だからこそ、忘れられようとしているC値の重要性を強調したいのです。

自ら「標準でC値測定をしています」とうたう住宅会社は、

高気密に自信をもっているとみていいでしょう。

なお、C値の測定は、実際の現場でしかできません。

測定を行うタイミングは、内装工事が終わり、壁紙などがまだ貼られていない段階です。

費用は高くても5万円以内、所要時間は半日くらいです。

方法は、換気扇などの開口部をすべて塞いだ後、室内の空気を強制的に戸外へ排出します。

このときの気圧の差と風量を計測すると、居住全体にどのくらいの隙間があるかわかるのです。

壁紙が貼られ、内装工事の仕上げが終わったあとでは、工事をやり直すことができません。

内装工事の仕上げ前にC値を測定することと、その結果が悪ければC値を1以下にするための

改装工事をするということを、契約前に必ず確認しておきましょう。

※出典 『トクする家づくり損する家づくり』柿内和徳 川瀬太志[著]ダイヤモンド社


続きのお話はまた次回。。(^^)/

 

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