コラム
2025.10.05
注文住宅で後悔しないために知っておくべき失敗例とは?宇治市周辺の施工事例も
注文住宅を建てる際は、失敗例を知ることで後悔を減らせます。今回は、注文住宅における失敗例を詳しく解説。また、京都府宇治市、城陽市、京田辺市周辺の施工事例もご紹介します。失敗例から注意すべきポイントを学び、家づくりに活かしてください。
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失敗例を知るのが大切な理由とは?

注文住宅は間取りや内装、外装など自由に決められるのが魅力ですが、実際に住むと後悔するポイントが出てくるものです。工務店と何度も打ち合わせを重ねて注文住宅を建てた場合でも「もっとこうすれば良かった…」と感じる点があります。そのため、実際に注文住宅を建てた方の後悔ポイントを知りデザインに反映させるのが、家づくり成功の秘訣です。
グランライフでは、お施主様のライフスタイルに合う注文住宅を、建築家がデザインします。見た目だけでなく快適に暮らせる機能面にもこだわり、高性能でデザイン性が高い住宅を提供しています。注文住宅づくりで後悔したくない方は、是非一度グランライフにご相談ください。
注文住宅で後悔|リビングの失敗例

注文住宅における失敗例を、場所ごとに見ていきましょう。まずはリビングからご紹介します。家族が長時間過ごすリビングでは、以下の点が失敗ポイントに挙げられます。
吹き抜けは不要だった
解放感があるリビングを演出する吹き抜けですが、冷暖房の効きが悪くなったり2階が狭くなってしまったりと後悔しやすいポイントとなっています。2階の使い方や日照時間を考えた上で、採用するか決めましょう。冷暖房効率を良くするためには、上下の空気をかき混ぜられるシーリングファンの使用がおすすめです。
窓の数やサイズ選びで失敗した
明るいリビングにするためには、窓が欠かせません。しかし、窓が大きすぎたり数が多すぎたりすると、壁面がほとんどなくなり収納や家具の設置に困ることも。必要な荷物を収納できる場所を確保して、窓のサイズや数、配置を決めましょう。
家具家電のサイズと部屋の広さが合わなかった
実際に家具や家電を設置すると、想像よりもリビングが狭く感じることがあります。リビングの広さを決める際は、ソファーなどの大型家具やテレビの配置も確認しましょう。
注文住宅で後悔|キッチンの失敗例

続いて、キッチンにおける失敗例をご紹介します。
キッチンの高さが合わなかった
キッチンは毎日使う設備なので、高さ選びが重要です。「身長÷2+5cm」を目安に高さを決めましょう。高さが合わないキッチンで作業すると、疲労が溜まり腰痛を引き起こす要因になりかねません。
収納が使いにくく活用できていない
キッチンの収納は深さや奥行きが合わないと、使いにくさを感じてしまいます。調理道具やお皿、調味料など種類に合わせた収納を作りましょう。キッチン付近にパントリーを設置するのもおすすめです。
家電を置くスペースが足りなかった
炊飯器やトースター、電子レンジなど料理に欠かせない家電は数多くあります。そのため、設置したい家電のサイズを確認して充分なスペースを確保しましょう。また、フライヤーや電子圧力鍋などの便利家電が増える可能性もあります。家電を置くスペースとコンセントの数は、余裕を持って確保すると良いでしょう。
注文住宅で後悔|玄関の失敗例

ここからは、玄関で失敗したと感じるポイントをご紹介します。
収納が少なかった
玄関には、ベビーカーや子どものおもちゃ、靴、傘など収納するものが多いため、それぞれ量に合った収納が必要です。収納ボックスを後から購入するのも可能ですが、玄関のスペースが狭くなってしまう可能性も。そのため、設計段階で収納を確保しておく必要があります。
採光が悪く暗くなってしまった
窓がない玄関は光が入らず、暗くてどんよりした空間になってしまいます。また、窓がある方角によっては想定していたほどの彩光が叶わず、後悔する可能性も。スリット状の細長い窓がついた玄関ドアを採用したり、ホールに窓を設置したりすることで対策が可能です。
注文住宅で後悔|お風呂の失敗例

ここでは、お風呂における失敗ポイントを解説します。
手入れが大変な素材を選んでしまった
お風呂は湿気が溜まりやすく、素材によっては掃除がしにくくなってしまいます。タイルなどの素材はカビが発生しやすく、メンテナンスが大変になりかねません。そのため、お風呂は手入れのしやすさを考えて素材を決めると良いでしょう。
テレビなどのオプションはいらなかった
一日の疲れを癒すお風呂には、ついついテレビなどのオプションを設置したくなってしまいます。しかし、実際に住んでみると「テレビは不要だった」という意見も少なくありません。実際の生活をイメージして、必要なオプションを選びましょう。
注文住宅で後悔|収納・設備の失敗例

日々の暮らしにおける快適性を決める収納では、以下のポイントが失敗例に挙げられます。
ウォークインクローゼットが使いにくかった
ウォークインクローゼットは収納場所以外に歩くスペースを確保しなければならず、予想以上に衣類が収納できないと後悔するポイントです。間取りに取り入れる際は、単純な広さだけではなく、ハンガーパイプの位置や動線を考慮しましょう。部屋が狭い場合、ウォークインクローゼットではなく壁面収納を採用するのも手段のひとつです。
部屋ごとに適切なサイズの収納を確保できていなかった
ものを使用する場所と収納する場所が遠いと、家の中で移動距離が長くなりストレスの要因になります。部屋ごとに収納したい家電や道具などの量を考え、見合ったサイズの収納を作りましょう。キッチンには食料品や食器など、脱衣所にはタオルや着替えなどが入るようにスペースを確保します。
注文住宅で後悔|屋外の失敗例

マイホームを建てる際は屋内の設備やデザインに気を取られがちですが、屋外にも失敗ポイントがあるので注意しましょう。
駐車スペースが狭すぎた
駐車スペースに余裕がないと、日々ストレスを感じてしまいます。また、将来的に大きな車に買い替える可能性もあるため、余裕を持って駐車スペースを確保してください。
周辺環境になじまないデザインにしてしまった
住宅の外観が周辺環境と合わないテイストの場合、建物としての価値が減少する恐れがあります。また、地域の雰囲気を損なう要因になりかねません。マイホームを建てる地域の風土に合う外観にしましょう。
>>参考コラム:京都府の家づくりなら街並みに合ったおしゃれな注文住宅をつくろう!
【注文住宅】グランライフが手がけた施工事例3選
最後に、宇治市、城陽市、京田辺市周辺でグランライフが施工した注文住宅をご紹介します。
太陽光が降り注ぐ明るいリビングの家

リビングに大きな吹き抜けを採用した注文住宅です。リビングから外へと続くウッドデッキからも光が差し込み、明るい空間が実現しました。人通りが多い道路側には窓を設置せず、プライバシーにも配慮しています。
>>施工事例:家族との程よい距離感を保った、中庭とパッシブデザインを取り入れた心地いい家
趣味に没頭できる家

土間を広くして、お施主様の趣味であるギターを楽しめる空間を作った注文住宅。見せる収納を採用し、デザイン性が高い家に仕上げました。帰宅後の手洗い動線にも気を配っており、暮らしやすさも叶えています。
>>施工事例:人が集い楽器の演奏も楽しめる、理想の暮らしを満喫できる住まい
和モダンで落ち着いたデザインの家

外壁やキッチンなどは黒を基調にしており、高級感がある印象の注文住宅です。キッチンの近くには大容量の収納を確保し、家事動線をスムーズにしました。
>>施工事例:建築家の提案が光る和モダンの家。土間を中心にLDKが左右に広がるオープンな設計に
>>参考コラム:京都市、宇治市、城陽市、京田辺市で建築家と注文住宅を建てよう!メリットを紹介
宇治市周辺で後悔しない家づくりならグランライフにご相談ください!
注文住宅は間取りやデザインを自由に決められますが、住み始めてわかる後悔ポイントもあります。失敗例を知るとマイホームづくりに反映でき、後悔が少ない家を手に入れられるでしょう。
グランライフでは、高断熱高気密の住宅を手が届く価格で提供しています。また、豊富な経験と実績から、お施主様のライフスタイルに合った住宅を提案します。宇治市、城陽市、京田辺市周辺で注文住宅をご検討中の方は、是非グランライフにお声がけください。
>>宇治市周辺で叶える理想のマイホーム!暮らしをデザインするグランライフの家づくりについてはこちら
記事監修者:一級建築士 高地 可奈子
工学部建築学科卒業・大学院修了後、建築設計事務所勤務。建築設計事務所では、建築意匠設計、木造構造設計に携わる。その後大手経営コンサルティング会社を経て、現在は設計経験を活かしつつ、商品磨き、新メニューやツールの開発、研修などを通して工務店支援を行っています。
