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2025.11.09

【宇治市・城陽市・京田辺市】中古物件をリノベーションするメリットや注意点を解説!

グレーの腰壁のキッチンとダイニング

中古物件のリノベーションは、新築一戸建てに比べ、価格面などで大きなメリットがあります。しかし、注意点も理解しておくことが大切です。
この記事では、中古物件をリノベーションする上でのメリットや注意点について詳しく解説します。また、資金計画や補助金制度についても紹介しますので、宇治市・城陽市・京田辺市で中古物件のリノベーションを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

 

中古物件をリノベーションするメリット

リフォームのビフォーアフター

マイホームは、新築のほかに中古物件を購入してリノベーションする選択肢もあります。まずは、リノベーションにどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

間取りやデザインの希望を取り入れやすい


中古物件のリノベーションには、間取りやデザインに自分の希望を取り入れやすいというメリットがあります。リノベーションは、設備の交換や部屋の一部を解体するだけではなく、間取りから一新できるのが特徴です。また、床材や壁紙などすべてのデザインも変更でき、新築でなくても理想の家に近づけられます。

快適性・機能性をアップできる


快適性や機能性をアップできるのも中古物件リノベーションのメリットです。例えば、新しい断熱材や窓ガラスを入れることで、家の断熱性を高められます。断熱性が高い家は夏も冬も過ごしやすい室温を保てるでしょう。また、構造を補強することで耐震性も強化できます。中古物件でも快適性・機能性を確保できるのはリノベーションの魅力のひとつです。

新築よりもコストを抑えられる


中古物件のリノベーションは、新築よりも建築費用を抑えやすいのが特徴です。建物の基礎や構造の部分は残して活用するため、新築よりも費用を抑えた家づくりができます。その分、設備やデザインなどに予算をかけられ、プランにメリハリをつけられるでしょう。また、リノベーション費用は柔軟に調整しやすいため、予算内に収めやすいメリットもあります。

 

中古物件をリノベーションするときの注意点

家の模型と電卓と工具

メリットの多い中古物件のリノベーションですが、注意点もありますので、以下を確認しておきましょう。

ある程度の工事期間が必要


中古物件の全面的なリノベーションには、打ち合わせを含めると大体4ヶ月~半年程度の工事期間が必要です。1年前後かかる新築よりは短いですが、リノベーションもまとまった工事期間がかかることを把握しておきましょう。また、場合によっては解体後に追加工事が必要になり、工期が延びるケースもあります。

建物の状態によっては工事費用が膨らむ


中古物件は、建物の状態によって工事費用が膨らむことがあります。リノベーションでは基礎や構造の部分を残して建築しますが、解体してから修繕が必要になるケースがあるのです。基礎や構造の部分は解体しなければわかりません。予想以上にリノベーション費用がかかる可能性もあると理解しておきましょう。

希望が反映できない場合がある


中古物件リノベーションでは、場合によっては希望が反映できないこともあります。例えば、ツーバイフォーや壁式構造の建物には耐力壁(構造壁)と呼ばれる部材が室内にありますが、建物を支える役目を持つため撤去できません。また、土地によっては建物の大きさ・高さに制限があるため、制限を超えるリノベーションは不可能です。リノベーションはあくまでも、元の物件を活かして新たな住まいをつくる工事になります。

 

中古物件を購入しリノベーションする流れ

向かいあって相談している3人と住宅模型

ここで、中古物件を購入しリノベーションする流れを確認していきましょう。

資金計画を立てる


中古物件リノベーションを行う際は、初めに資金計画を立てることが大切です。用意できる資金や住宅ローンの返済をシミュレーションし、無理のない物件価格とリノベーションの予算を出してみましょう。なお、シミュレーションで設備の修繕費や耐震工事費などを想定しておくと、追加工事の予算オーバーを防げます。さらに、インテリアの購入費も考えておくと、家にかけられるトータルの予算がわかるでしょう。

物件を探し購入する


資金計画を立てたら、予算に合わせて物件を探します。中古物件探しのポイントは以下の通りです。

・追加工事費を抑えられそうな家を選ぶ
・間取りを変更しやすい家を選ぶ
・周辺環境をチェックする

中古物件は、耐震性などの基本性能が確保されている家を選ぶと、追加工事費を抑えられます。基礎や構造は見えない部分のため、専門家に見てもらうと安心でしょう。
また、間取りを変更しやすいかどうかも物件選びのポイント。特に木造軸組み工法で建てられた家は間取りを変更しやすい傾向があります。
さらに、物件選びでは周辺環境も大切です。昼間だけでなく夜の治安や、平日・休日の雰囲気の変化もチェックしてみましょう。近隣住民や騒音、ゴミ出しのルールなども重要です。住み始めてから後悔しないよう、周辺環境に問題のない物件を選びましょう。

リノベーション会社とプランを決めて着工する


物件を購入したら、リノベーション会社を決めてプランを立てます。理想のデザインや予算に合うリノベーション会社を探し、気になる会社には見積依頼をしてみましょう。具体的な間取りの打ち合わせの前に、理想の暮らしについて担当者に伝えておくとスムーズです。細かいこだわりまで希望を伝え、設計図に反映してもらうことで納得のいく家づくりに近づきます。

グランライフでは、デザイン性と性能に優れた住まいを提供していますので、ぜひお気軽にご相談ください。

 

中古物件リノベーションの資金計画パターン

グラフと家

中古物件リノベーションをするときの資金計画は、主に以下のパターンが考えられます。

・物件購入は住宅ローン、リノベーションにはリフォームローンを利用する
・物件購入とリノベーション両方まとめて住宅ローンを利用する
・物件購入は住宅ローンを利用し、リノベーションは自己資金で賄う

中古物件リノベーションの場合、物件購入費とリノベーション費用をどちらもローンにする方法と、片方を自己資金で賄う方法が考えられます。金融機関によっては、物件購入費とリノベーション費用をまとめてローンを組めるケースもありますが、商品数は少ない傾向です。
住宅ローン・リフォームローンをそれぞれ契約する方法は、自己資金が足りない場合は便利ですが、手続きの手間が増えてしまいます。リフォームローンは住宅ローンに比べて借入限度額が低く、返済期間が短い特徴があり、金利も高めのため注意が必要です。
まとまった自己資金がある場合は、リノベーション費用を自己資金で賄う方法がよいかもしれません。リノベーションは、解体工事の後に追加費用が発生することもありますが、自己資金があれば柔軟に対応できます。

 

中古物件のリノベーションに補助金が使える!

中古物件のリノベーションには補助金制度があり、上手に活用すれば費用負担を減らせます。ここからは、宇治市・城陽市・京田辺市の中古物件リノベーションに活用できる補助金制度をチェックしていきましょう。(2025年6月時点)

国の補助金制度

一戸建てのリフォームを対象とした2025年度の国の補助金制度は、以下のとおりです。

主な要件 補助上限
子育てグリーン住宅支援事業 以下のうち二つ以上実施する場合に限る
・開口部の断熱改修
・躯体の断熱改修
・エコ住宅設備の設置
40万円または60万円/戸
(最低補助額5万円/戸)
先進的窓リノベ2025事業 以下のいずれかを実施
・ガラス交換
・内窓設置
・外窓交換
200万円/戸
(最低補助額5万円/戸)
給湯省エネ2025事業 以下を対象とし、機器ごとに性能要件を満たしたものに限る
・エコキュート
・ハイブリッド給湯器
・エネファーム
2台まで/戸
(6万円/台など機種によって異なる)

子育てグリーン住宅支援事業は、リノベーションに対しては子育て世帯に限らず幅広い世帯で補助金が受けられます。また、給湯省エネ2025事業は要件を満たせば加算が受けられるのが特徴です。なお、補助事業は予算上限に達すると終了してしまいます。それぞれの補助金申請は工事施工者が行うため、補助金に関してはリノベーションをしてくれる会社の担当者に確認してみましょう。

参考元:住宅省エネ2025キャンペーン|キャンペーンについて【リフォーム】
参考元:子育てグリーン住宅支援事業|事業概要
参考元:先進的窓リノベ2025事業|事業概要
参考元:給湯省エネ2025事業|事業概要

自治体の補助金制度

宇治市・城陽市・京田辺市では、それぞれの自治体で中古物件リノベーションに対する補助金制度を実施しています。主な補助金制度を表にまとめましたので参考にしてください。

事業名 主な事業内容
宇治市 子育て世帯住宅確保おうえん事業 子育ての負担軽減につながるリフォーム:対象経費の1/2の金額を補助
(1子世帯上限10万円、2子世帯上限20万円、3子以上世帯上限30万円)
城陽市 城陽市カーボンニュートラル補助金 以下の取り組みに対して補助を実施
・雨水タンク設置:対象経費の3/4(上限2.1万円)
・太陽光発電システムと蓄電池システムの同時設置:対象経費の1/2以内(FIT(FIP)制度上限14万円、FIT(FIP)制度以外上限27万円)
・窓の断熱改修:対象経費の1/10(上限5万円)
京田辺市 令和7年度京田辺市エコまどリノベ補助金 窓の断熱改修:対象経費の1/10の金額を補助(上限5万円)

宇治市では、このほかにもリノベーションを対象とする助成事業を行っています。自治体の補助金制度も積極的に活用しましょう。

参考元:宇治市|宇治市住宅関連助成制度一覧
参考元:城陽市|城陽市カーボンニュートラル補助金
参考元:京田辺市|令和7年度 京田辺市エコまどリノベ補助金について

>>参考コラム:城陽市の住宅に関する補助金制度まとめ|注目の子育て支援も!

 

宇治市・城陽市・京田辺市で中古物件をリノベーションするならグランライフへ!

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中古物件のリノベーションは、間取りやデザインを一新でき、新築よりも費用を抑えやすいのがメリットです。マイホームを考える際は、選択肢のひとつとして考えてみましょう。
グランライフでは、京都府宇治市や城陽市、京田辺市などで新築注文住宅の建築・中古物件のリノベーションを手掛けています。それぞれのニーズに合わせ、デザイン性と性能に優れた住まいを提供します。
宇治市・城陽市・京田辺市で中古物件のリノベーションをお考えの方は、ぜひグランライフにお任せください。

>>中古物件のリノベーションでより快適に、おしゃれに!グランライフのラインアップはこちら

 

記事監修者:中小企業診断士(住宅コンサルタント)塩味 隆行
一般社団法人 住宅資産価値保全保証協会認定講師
住宅検討をされている方が後悔しない家づくりを実現いただくため、 全国各地で年100回以上、家づくりセミナーの講師を担当しています。 住宅購入の際に必要となる性能や土地についての基礎知識から、 資金計画などの専門的なことまで、客観的かつ具体的に情報をお伝えいたします。

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