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2025.04.26

【京都市、宇治市、城陽市、京田辺市】実家リフォームの目的は?予算も解説

リフォームを考える夫婦と電卓

「住環境の改善」「二世帯住宅化」「資産価値向上」などの理由により実家のリフォームを検討する方も多いでしょう。国土交通省が公表する資料によると、リフォームの費用平均は206万円です。この記事では、部位別の実家リフォームにかかる費用について解説します。後半では、補助金や減税制度についても紹介。これから、京都府宇治市、城陽市、京田辺市エリアで実家リフォームを検討中の方は参考にしてみてください。

 

目次

 

リフォームの一般的な予算は?

マイホーム計画を説明する男性のイラスト
国土交通省が公表した「令和4年度 住宅市場動向調査報告書」によると、リフォーム資金の平均は206万円となっています。このうち、自己資金が153万円で自己資金比率は74.1%です。自己資金の内訳は、「預貯金、退職金、有価証券売却代金」が最も多いことが分かります。以下に一般的な場所ごとのリフォーム費用について表をまとめました。

リフォームの場所 リフォーム費用の相場
キッチン 約50~200万円
トイレ 約10~60万円
洗面所 約7~25万円
浴室 約50~150万円
リビング・ダイニング 約40~60万円
和室 約10~60万円
外壁 約60~500万円
屋根 約160~250万円

グランライフでは、家づくりやリフォーム(リノベーション)において、無理なく損することなく進めていけるよう資金計画も丁寧にアドバイスさせていただきます。無料の個別相談も受けているので、気になることがあれば何でもご相談ください。

参考元:国土交通省|令和4年度 住宅市場動向調査 報告書

>>参考コラム:宇治市周辺でのリフォーム費用はいくら?コスト削減や会社選びのコツも紹介

キッチン

白のカウンターキッチンと木目のリビングダイニング

毎日使用するキッチンは、汚れたり性能が失われたりします。キッチン自体の不調を感じたら、まるごとリフォームするか、不調を感じた設備機器だけを交換するのか、リフォームの内容が変わってくるでしょう。
システムキッチンのリフォームは、約50~200万円が費用相場とされています。システムキッチンは、メーカーなどによって本体価格が変わります。また、キッチンを1階から2階へ移動するなど、大規模工事となる場合は、200万円以上かかるケースもあるでしょう。

トイレ

トイレのリフォームは、一般的に10~60万円ほどが費用相場とされています。トイレ交換にかかる費用は、トイレの購入費、工事費用、交換する前のトイレ処分費用などです。トイレの交換は、洋式から洋式への交換よりも和式から洋式への交換のほうが費用はかかるとされています。また、トイレの交換だけでなく、内装のリフォームや配管工事も一緒に行う場合は、その分費用が高くなります。

洗面所

一般的に洗面所のリフォームは、洗面化粧台の交換で7~25万円ほどが費用相場とされています。なお、洗面化粧台の交換と一緒に床や壁紙の張り替えも行う場合、5~10万円ほどの費用がプラスでかかります。さらに、追加するオプションなどでも費用は変わってくるでしょう。

浴室

グレーを基調としたホテルライクなお風呂とクローゼット

浴室のリフォームは、人気の高いユニットバス全体の交換の場合、4日前後の工事で50~150万円ほどです。なお、グレードの高いユニットバスの設置、断熱工事、シロアリ対策も一緒に行う場合は、浴室の移動や拡張などにより費用が高額になるケースもあります。浴室のリフォームの中でも壁材や天井材などの張り替え、ドアの交換など小規模な工事であれば、50万円未満に費用を抑えることができます。

リビング・ダイニング

リビング・ダイニングのリフォームは、10畳程度の広さで40~60万円ほどが一般的な費用相場となっています。例えば、壁紙の張り替えは6~8万円程度、フローリングの張り替えで25~35万円程度、扉の入れ替えに10~15万円ほどがかかるとされています。
別途費用がかかるのは、工事の際の養生費や処分費です。リビングのリフォームで最近人気を集めるのが、LDKを一つの空間にする大規模なリフォーム。その際、間取りの変更を伴う工事やデザインにこだわりたい場合などは、高めの費用予算を想定しておく必要があるでしょう。

和室

吹き抜け玄関&和室

和室のリフォームは、10~60万円ほどが費用相場とされています。和室修繕や和室を洋室に変えるなど、和室リフォームにはさまざまな種類があります。そのため、複数箇所の工事を実施する際には、100万円以上かかるケースもあるでしょう。
壁紙や畳の交換など小規模な工事の場合は、費用を安くできるケースがほとんどです。壁紙や天井のクロス交換といったリフォームは、一般的な素材を使用した場合に1㎡あたり1,000~1,400円程度が費用の相場となります。和室リフォームもグレードによって施工費は異なるのです。

外壁

外壁のリフォームは、60~500万円ほどが費用相場とされています。外壁リフォームでは、塗り替え、重ね張り(カバー工法)、張り替えと、劣化状況などによって対応可能なリフォーム方法が違い、それぞれで費用が変わるでしょう。
また、この3種類の方法のほか、必要なメンテナンスには、防水対策としてモルタルの亀裂とサイディングのシーリングの補修があります。サイディングは板状の外壁外装材であり、窯業系サイディングと鋼板サイディングに大きく分かれます。シーリングは、板状のサイディング、サイディングの目地を埋めることです。外壁リフォームの場合、工事方法によって費用相場は大きく変わるでしょう。

屋根

張り替えなど屋根のリフォームは、30坪の住宅のケースで160~250万円ほどが費用相場とされています。屋根リフォームの費用は、どの屋根材に張り替えるかによって変わります。例えば、ストレート屋根からストレート屋根に張り替えた場合、100〜150万円ほど。ストレート屋根からガルバリウム屋根の場合は150〜200万円というように費用が変動します。

参考元:国土交通省|令和4年度住宅市場動向調査 報告書

 

実家リフォームをする目的とは?

二世帯住宅を建てた6人家族

実家リフォームをする目的には、「住環境の改善」、「二世帯住宅化」、「資産価値向上」などが挙げられます。長い間住み続けて住宅が傷んだり老朽化したりした場合、生活の質が低下するだけでなく安全面でもリスクが高まります。最新設備の導入や断熱性能の向上、バリアフリー化などにより、安心かつ快適な住環境の確保につながるでしょう。
現代社会は核家族化が進んでいることもあり、実家を二世帯住宅としてリフォームするケースが増えています。家族同士がお互いを尊重しつつ自立した生活を送るために間取りを変更する場合があります。
住宅は老朽化すると、資産価値が低下する可能性が高まるでしょう。そのため、リフォームを行うことで、将来的な売却のことを考えて資産価値を上げることができます。

 

建て替えとリフォームの比較

悩む若い夫婦のイラスト

住宅の老朽化などの理由により、住宅を建て替えるかリフォームするかで悩む方も多くいます。ここでは、建て替えとリフォームの違いについて、メリットなどを含めながら解説します。

建て替え

住宅の建て替えは、既存の住宅を基礎部分から取り壊して新しく立て直すことです。

【費用相場(工事)】

約1,500〜4,500万円

【工事の期間】

約3〜8ヶ月

【工事以外にかかる費用】

建物の解体や仮住まい、引っ越し、地鎮祭、登記・などの諸費用

【建て替えをするメリット】

・大幅な間取りの変更が可能
・リフォームと比べると、耐震や断熱などの施工がしやすい

【建て替えをするデメリット】

・新築時と同じくらい手間がかかる
・廃材の処分する時の費用が高い

リフォーム

住宅のリフォームは、部分的に改修し既存住宅の基礎部分は残したままにすることです。

【費用相場(工事)】

約350〜2,500万円

【工事の期間】

約1〜5ヶ月

【工事以外にかかる費用】

・リフォームの工事規模によって、引っ越しなどの費用が必要
・床面積が変わる増築や減築など場合は登記の申請が必要

【建て替えをするメリット】

・改修したい箇所を絞ることができる
・予算の組みやすさ
・工期の短さ
・住みながら工事できる場合がある

【建て替えをするデメリット】

・建て替えと違い、理想の間取りにできない場合がある
・大規模補修が必要な場合は高額になる

 

住宅のリフォームで利用できる補助金

補助金に関するイメージ

リフォームによっては、国や自治体が行う補助金を受けられます。実家をリフォームするのにおすすめの補助金は以下の通りです。

介護保険における住宅改修

介護保険における住宅改修は要介護者等が、手すりの取り付けなど住宅改修を行う際、実際の住宅改修費の約9割の費用が償還払で支給される制度です。住宅改修の種類には、手すりの取り付け、引き戸等への扉の取替え、洋式便器等への便器の取替えなどがあります。介護保険における住宅改修の支給限度基準額は20万円となっています。

参考元:厚生労働省|介護保険における住宅改修

次世代省エネ建材の実証支援事業

次世代省エネ建材の実証支援事業は、断熱リフォームを支援するための事業です。この事業では、外張り断熱(外断)、内張り断熱(内断)、窓断熱(窓断)の3つの区分から選べます。選ぶ区分によって補助金は違いますが、例えば外張り断熱の場合、最大で400万円の補助金が受け取れます。

参考元:一般社団法人 環境共創イニシアチブ|令和6年度 次世代省エネ建材の実証支援事業

長期優良住宅化リフォーム

長期優良住宅化リフォームは、既存住宅の性能向上だけでなく、子育てしやすい環境など長く住み続けられるよう優良なリフォームを支援する事業です。長期優良住宅化リフォームは、リフォーム費用の3分の1、補助限度額は80万円となっています。

参考元:国土交通省|令和6年度も長期優良住宅化リフォームを支援します!

>>参考コラム:宇治市、城陽市、京田辺市で受けられるリフォーム補助金は?注意点についても

 

住宅リフォームで活用できる減税制度

減税

住宅のリフォームでは、所得税や固定資産税などが減税できる制度があります。

所得税(住宅ローン減税)

10年以上のローンを組み、一定のリフォームを実施した場合が対象となります。

居住開始年 借り入れの限度額 控除率 控除の期間 最大控除額
2022~2025年 2,000万円 0.7% 10年間 140万円

固定資産税(リフォーム促進税制)

住宅において、一定のリフォームを実施した場合、固定資産税の減税を受けられます。減税期間は基本的に1年です。

対象工事 減税割合
耐震 2分の1
バリアフリー 3分の1
省エネ 3分の1
長期優良住宅化 3分の2

参考元:国土交通省|住宅をリフォームした場合に使える減税制度について

>>参考コラム:【京都府】リフォーム(フルリフォーム、リノベーション)で使えるローン制度

実家リフォームする際の注意点

ノートの吹き出しに注意点の文

実家リフォームの際は、高齢になった家族が安心、安全に暮らせるよう浴室やトイレ、廊下などのバリアフリー化は欠かすことのできないリフォームです。ヒートショック対策も実家リフォームでは検討しましょう。特に冬場など住宅の中でも温度変化が激しいトイレや浴室の断熱性能を高めることで、ヒートショックのリスクを軽減できます。
築年数が経過した実家のリフォームでは、耐震性を高めることも重要でしょう。地震大国でもある日本において、実家の安全を確保するためには耐震は欠かせないリフォームの一つです。

>>参考コラム:宇治市周辺で高性能住宅を実現したい方必見!高断熱・高気密・高耐震住宅をリフォーム・フルリフォーム・リノベーションで叶えよう

 

宇治市、城陽市、京田辺市での実家リフォームならグランライフへ!

白と黒の外壁に木目がアクセントになっている外観

宇治市、城陽市、京田辺市で家づくりや実家のリフォームをするなら、高性能住宅に特化したグランライフにご相談ください。グランライフでは、魅力的な住宅のリフォームプランをご提案いたします。家づくりに関するご相談も随時受けておりますので、宇治市、城陽市、京田辺市周辺エリアでの家づくりはグランライフにお任せください。

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記事監修者:中小企業診断士(住宅コンサルタント)塩味 隆行
一般社団法人 住宅資産価値保全保証協会認定講師
住宅検討をされている方が後悔しない家づくりを実現いただくため、 全国各地で年100回以上、家づくりセミナーの講師を担当しています。 住宅購入の際に必要となる性能や土地についての基礎知識から、 資金計画などの専門的なことまで、客観的かつ具体的に情報をお伝えいたします。