京都市で住宅ローンを組める銀行・信用金庫は？基本情報や注意点も

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京都市で住宅ローンが組める金融機関

銀行とお金と計算機

はじめに、住宅ローンを組める京都市内の地銀や信用金庫をご紹介します。

京都銀行

京都府の銀行4社が合併し、1941年に誕生した銀行です。京都市に本店を置き、「地域社会の繁栄に奉仕する」を経営理念として住宅ローンをはじめとするさまざまなサービスを取り扱っています。

商品名	京都銀行住宅ローン
借入可能金額	100万円以上1億円以内 ※10万円単位から選択可能
金利	3大疾病金利プラン：年0.725％借換専用金利プラン：年0.645％など ※2025年2月に借りた場合の金利
特徴	・最長40年まで融資期間を選べる・返済期間や金利が異なるプランを組み合わせ、オーダーメイドな住宅ローンを組める・インターネットから手数料無料で、一部繰上返済が可能に
京都市の支店	【京都市下京区】・本店営業部【上京区】・西陣支店【中京区】・三条支店【左京区】・銀閣寺支店【右京区】・西院支店など

京都銀行の住宅ローンは、ライフスタイルに合わせてプランの組み合わせが可能です。返済期間や団信の種類、金利などを組み合わせてオーダーメイドの住宅ローンに。また、最長で40年まで融資期間を選べるため、月々の返済額を抑えたい方にも向いています。

参考元：京都銀行｜住宅ローン

関西みらい銀行

関西みらい銀行は、株式会社近畿大阪銀行と株式会社関西アーバン銀行の合併により2019年に誕生。大阪府や京都府、滋賀県などに支店を構えています。

商品名	住宅ローン（新規）
借入可能金額	50万円以上1億円以内 ※1万円単位から選択可能
金利	固定金利の場合：年1.86％～2.08％（2年、3年、5年、7年、10年、15年、20年）変動金利の場合：0.445％～0.665％ ※返済期間が35年以内の場合 ※2025年2月の金利
特徴	・1年以上40年以内であれば、返済期間を1ヶ月単位で選択可能・Webから申し込みができる・アプリで残高を簡単に確認できる・土日祝日も相談可能な店舗がある
京都市の支店	【中京区】・御池支店【下京区】・京都支店【伏見区】・藤森支店【山科区】・山科支店など

関西みらい銀行の住宅ローンは、店舗に足を運ばなくてもWebから申し込みできる特徴があります。家づくりでは住宅ローンの申請以外にも手続きが数多くあるため、自宅から申し込みが可能な点は大きなポイントです。

参考元：関西みらい銀行｜住宅ローン（概要・金利等）

JA京都市

JA京都市では、全国のJAグループによる「JAバンク」という信用事業を行っています。住宅ローンをはじめ、病気や災害に備える共済事業や、資産管理事業なども展開しています。

商品名	住宅ローン（変動金利型・固定金利選択型）
借入可能金額	10万円以上1億円以内
金利	変動金利型：年0.775％固定変動選択型3年：年1.100％固定変動選択型5年：年1.250％固定変動選択型10年：年1.370％ ※2025年3月31日までの金利
特徴	・融資期間は3年以上40年以内・新築の場合に限り50年以内の融資期間を選べる・「一般型」「100％応援型」「借換応援型」など、プランを選べる
京都市の支店	【右京区】・本店・嵯峨野支店【西京区】・松尾支店・桂支店【伏見区】・伏見支店など

JA京都市の住宅ローンは、新築・増改築・マンションを含む中古住宅の購入資金として使える商品です。24時間365日、インターネットから審査が可能です。

参考元：JA京都市｜借りる

京都中央信用金庫

京都市の中央卸売市場で1940年に設立。地域の方の暮らしに役立つよう、金融面から地域社会の発展に貢献してきました。

商品名	住宅ローン
借入可能金額	100万円以上1億円以内 ※10万円単位で選択可能
金利	変動金利：年0.350％特約期間固定金利：年1.175％～1.725％（2年、3年、5年、10年、15年、20年） ※2025年2月1日時点での金利
特徴	・補償内容に合わせて、団体信用生命保険付きの3つのプランから選べる・Web受付あり・アプリで残高確認が可能
京都市の支店	【下京区】・本店営業部・市場支店【東山区】・東山支店【右京区】・太秦支店・西院支店【伏見区】・醍醐支店など

京都中央信用金庫の住宅ローンを組むと、アプリから残高確認が可能になります。返済日と返済額をこまめにチェックできるので安心です。また、団体信用生命保険にガン補償や三大疾病補償などの保障をつけられるため、万が一の際に保険金が受け取れます。

参考元：京都中央信用金庫｜住宅ローン【お借入れをご検討のお客さま】

そもそも住宅ローンって何？知っておきたい基本情報

家と車とローンのブロック

ここで、住宅ローンを組む際に知っておきたい基本情報をおさらいしましょう。

住宅ローンを組む流れと必要なもの

住宅ローンを組む際のおおまかな流れは以下の通りです。

1.事前審査
2.事前審査の承認
3.本審査
4.本審査の承認したがって、前年の源泉徴収票や住民税通知書
5.契約手続き
6.融資実行

時期によっても異なりますが、住宅ローンの事前審査から融資実行までは、1ヵ月半かかります。そのため、物件の購入手続きと同時進行で進める方が多いでしょう。
事前審査の段階では、本人確認書類の他に収入確認書類、物件確認書類が必要です。したがって、前年の源泉徴収票や住民税通知書（個人事業主であれば確定申告書や納税証明書）などを手元に用意しておくようにしましょう。また、本審査・契約締結時にも本人確認書類などが必要なため、契約締結完了までは破棄しないよう注意が必要です。

住宅ローンに含まれるものと含まれないもの

住宅を購入する際は、土地取得費と建築費に加えて諸経費が発生します。この諸経費のなかには、住宅ローンに含められないものがあるので注意しましょう。

住宅ローンに含められる	・外構費・最長5年分の火災保険料・地震保険料・仲介手数料・住宅ローンを組む際に金融機関に支払う費用など
住宅ローンに含められない	・不動産取得税、固定資産税、都市計画税などの税金・引っ越し費用・家具家電の購入費

なお、注文住宅の場合、諸経費は建築費用の10％ほどを用意しておくと良いでしょう。

住宅ローンの頭金は必要？

金融機関によっては、頭金なしでも住宅ローンを組めます。しかし、利息負担が増えてしまううえ、審査が厳しくなる傾向があります。長期的に考えると、頭金を用意しておいた方が金銭的負担を抑えられるでしょう。

住宅ローンを組む際の注意点

住宅ローンを組む際の注意点は以下の通りです。

・毎月の返済額はランニングコストも踏まえて決める
・金利を決める際は、将来的に大きく変動する可能性を念頭に置いておく
・住宅ローンを組む際に発生する費用も忘れずに
・事前審査を通過しても本審査で落ちる可能性がある

住宅ローンは、組んで終わりではありません。長期間にわたって無理なく支払い続けられるものを選びましょう。

グランライフでは、資金計画相談会を定期的に開催しています。住宅ローンについて分からないことがあれば、お気軽にお問い合わせください。

団信とは？

団信とは、団体信用生命保険のこと。住宅ローンの契約者が重い障害を負ったり亡くなったりした場合に、家族の生活を守れる制度です。団信に加入していれば、残りの住宅ローンの支払いは不要になります。団信は、途中から加入できないことがあるため、契約時には慎重に判断する必要があるでしょう。

【シミュレーション】いくら借り入れると返済額はいくらになる？

住宅ローンについて考える夫婦

最後に、4,000万円借りる場合を仮定したシミュレーションを見てみましょう。以下は、ボーナス払いなしで35年の住宅ローンを組んだ場合における、毎月の返済額と総支払額です。

	毎月の返済額	総支払い額
変動金利（年0.725％）	107,860円	45,301,418円
固定金利（10年間：年1.90％、残期間：年0.925％）	1～10年目：130,461円 11～35年目：116,289円	50,542,020円

同じ金額の住宅ローンを組む場合でも、金利によって総支払い額が変わります。なお、上記の価格はシミュレーションのため、実際の返済額とは異なる可能性があります。

京都市で住宅ローンを組んでマイホームを建てるならグランライフへ

2階から日差しが入る吹き抜けのLDK

京都市で住宅ローンを組める地銀・信用金庫をご紹介しました。住宅ローンを組む際は、将来を見越して無理なく返済できる金額にしましょう。
グランライフでは、お客様のライフスタイルに合う暮らしやすくてデザイン性が高い家をご予算の範囲内でご提案します。建築家とつくる高断熱高気密住宅で、夏は涼しく冬は暖かいマイホームを叶えたい方は、是非一度グランライフまでご連絡ください。

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記事監修者：中小企業診断士（住宅コンサルタント）塩味隆行
一般社団法人住宅資産価値保全保証協会認定講師
住宅検討をされている方が後悔しない家づくりを実現いただくため、全国各地で年100回以上、家づくりセミナーの講師を担当しています。住宅購入の際に必要となる性能や土地についての基礎知識から、資金計画などの専門的なことまで、客観的かつ具体的に情報をお伝えいたします。