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2025.06.29

【京都市】子育てに関する手当や住宅取得支援制度はある?手続き方法も紹介

2つの窓から日差しがたっぷり入る子供部屋

京都市では、児童手当や子ども医療費支給制度、くらし応援給付金など、子育てに関する支援制度が充実しています。また期間限定事業である、子育て世帯などの住宅取得を後押しする「京都安心すまい応援金」制度にも注目です。今回は、京都市の子育てに関する手当や支援制度をまとめてご紹介します。京都市で家づくりを考えている方、とくに子育て世帯の方は必見です。

目次

【京都市】子育てに関する手当・支援制度を紹介

幸せな4人家族のイメージイラスト

小さなお子様がいるご家庭、これから出産を考えているご夫婦にとって、自治体における子育て支援制度の充実度は土地選びのときの大切なポイントになるでしょう。今回は、京都市のさまざまな子育てに関する手当(助成金・補助金・支援制度など)を紹介し、手続き方法も解説します。

児童手当


京都市では、高校生年代までの児童(0歳~18歳に達する日以後最初の3月末を迎えるまで)を養育している方を対象に、児童手当が支給されます。支給額は下記のとおりです。

・支給額

対象となる児童 支給額
3歳未満 1.5万円/人
3歳~高校生年代までの第1子・第2子 1万円/人
0歳~高校生年代までの第3子以降の子 3万円/人
18歳年度末~22歳年度末までの子 算定対象となります

※カウント対象となる要件など不明点がある場合は、京都市子ども家庭支援課分室にお問い合わせください。

・手続き方法
児童手当を受けるには、請求手続きが必要になります。子どもが生まれたときや他の市町村から転入した場合は、請求手続きを行いましょう。必要書類を記入の上、区役所・支所子どもはぐくみ室の窓口に届け出てください。請求書・届出書等様式は、ウェブサイト上でダウンロードできる他、各区役所や支所子どもはぐくみ室、京北出張所・神川出張所でも配布しています。なお、遅れた月分の手当は支給されませんので、ご注意ください。

参考元:京都市|児童手当
参考元:京都市|児童手当 請求から受給までの流れ

子ども医療費支給制度


京都市では、健康保険に加入している0歳~中学校3年生までの子どもを対象に、医療費の一部を負担する「子ども医療費支給制度」が設けられています。医療機関などの窓口における一部負担金の支払いは、以下のとおりです。

一部負担金額
入院 医療機関1箇所につき200円/月
通院 ・0歳~小学6年生…医療機関1箇所につき200円/月
・中学1年生~中学3年生…医療機関1箇所につき1,500円/月

※所得制限はありません。詳しい要件は「子ども医療費支給制度のご案内」を参照ください。

・手続き方法
制度を利用するためには手続きが必要です。申請には、子どもの名前が記載された「健康保険証」が必要になります。子ども医療費受給者証交付申請書と子どもの健康保険証を持って、区役所・支所などの窓口にてお手続きをします。郵送での手続きも可能です。

参考元:京都市|【福祉医療】子ども医療費支給制度
参考元:京都市|子ども医療費支給制度のご案内

その他各種手当まとめ


家族の人形と聴診器と電卓

その他にも、ひとり親世帯・障害のある子どもを養育する保護者に対する手当など、子育て関連の手当や助成金制度が充実しています。下記にまとめましたので、チェックしてみましょう。

手当 対象 問い合わせ先
児童扶養手当 ・ひとり親家庭。18歳に達する日以降、最初の3月末までの児童(※一定の障害のある児童の場合は20歳まで)を養育する方 ・区役所・支所 子どもはぐくみ室の子育て推進担当
・京北出張所 保健福祉第一担当
障害児福祉手当・特別児童扶養手当 【障害児福祉手当】
・重度の障害によって、日常生活において常に介護が必要となる20歳未満の方
※所得制限あり
【特別児童扶養手当】
・一定の障害のある20歳未満の児童を養育する方
※所得制限あり
・区役所・支所 障害保健福祉課
・京北出張所 保健福祉第一担当
ひとり親家庭等医療費支給制度 ・母子家庭の母と児童
・父子家庭の父と児童
・または両親のいない児童
※所得制限あり
・区役所・支所 子どもはぐくみ室の子育て推進担当
・京北出張所 保健福祉第一担当
新生児聴覚検査費用助成事業 ・生後28日以内の新生児 ・区役所・支所 子どもはぐくみ室の子育て推進担当
・京北出張所 保健福祉第二担当
未熟児養育医療 ・出生時の体重2,000g以下の新生児
・重症黄疸など入院養育を必要とする未熟児
・区役所・支所 子どもはぐくみ室の子育て推進担当
・京北出張所 保健福祉第二担当
小児慢性特定疾病医療費助成制度 ・慢性腎炎、慢性心疾患などの特定疾病に罹っている18歳未満の方 ・区役所・支所 子どもはぐくみ室の子育て推進担当
・京北出張所 保健福祉第二担当
学童う歯対策事業 ・市内在住の小学生 子ども家庭支援課の学童う歯担当
高校進学・修学支援金支給事業 【入学支度金】
・新高校1年生
【学用品購入等助成金】
・市民税が課税されていない世帯(※生活保護受給世帯を除く)の高校生など
子ども家庭支援課分室
母子父子寡婦福祉資金貸付 ・母子家庭の母
・父子家庭の父や寡婦の方
・区役所・支所 子どもはぐくみ室の子育て推進担当
・京北出張所 保健福祉第一担当

手続きに必要なものなど詳しい情報は、各問い合わせ先にご確認ください。

参考元:京都市|子育てに関する手当など

 

子ども加算あり!非課税世帯向けに「京都市くらし応援給付金」を支給

貯金箱と家と電卓

京都市では物価高による市民生活の負担軽減を目的とした「京都市くらし応援給付金」を支給しています。2024年度の住民税均等割非課税世帯を対象とし、18歳以下の子どもがいる世帯に対しては、子ども加算も給付されます。

・支給額
非課税世帯向け給付…3万円/1世帯
子ども加算給付…2万円/子ども1人あたり

・手続き方法
2025年2月3日以降から案内文書が発送されています。手続き方法は、発送書類に記載されていますのでご確認ください。

参考元:京都市|京都市くらし応援給付金(3万円給付、子ども加算)の支給
参考元:京都市|京都市くらし応援給付金のご案内

 

【京都市】住宅関連の支援制度にも注目!

役所の補助金制度

子育て関連の手当以外にも、京都市では住宅取得を応援する補助金制度も充実しています。例えば、2024年・2025年度限定で下記のような制度が実施されています。

・京都安心すまい応援金(京都市子育て世帯既存住宅取得応援金)
京都市では、子育て世帯の定住・移住、そして既存住宅の流通を目的とした「京都安心すまい応援金」を交付しています。対象は市内の既存住宅を購入して、市内事業者のもとリフォーム工事を行い、暮らし始めた未就学児がいる世帯です。各種リフォーム補助金との併用もできます。

・交付額

要件 交付額
【基本要件】
・未就学の子ども(妊娠中も含む)がいる世帯
・築5年以上かつ購入価格が税抜500万円以上の既存住宅を自分の居住用として購入
・既存住宅購入後、京都市内における事業者が施工するリフォームを実施
すべて満たした場合、100万円
【加算要件】
・子どもが2人以上いる世帯
・京都市外からの転入
・京町家等あるいは管理計画認定マンションを購入
50万円/1項目を加算
※最大2項目、最大100万円

※京町家…1950年11月23日よりも前に建てられた木造建築物

・手続き方法
事前申出(エントリー)および交付申請のタイミングで手続きが必要になります。※事前申出は、2025年3月31日で終了。
受付は、原則オンラインで行っています。

参考元:京都市|京都安心すまい応援金(京都市子育て世帯既存住宅取得応援金)
参考元:京(みやこ)安心すまいセンター|京都安心すまい応援金

「京都安心すまい応援金」は期間限定の住宅関連補助金制度ですが、今後も京都市では子育て世帯を対象とした、住宅取得支援制度が発表されるかもしれません。自治体における補助金などを上手に活用して、グランライフと一緒に理想の家づくりを始めませんか。

グランライフではマイホーム購入を考えている方に向けて、住宅性能や価格、素材などさまざまなことが質問できる個別相談会を実施しています。宇治市などにある、モデルハウスの見学も可能です。注文住宅や初めての家づくりのお悩みは、お気軽にグランライフまでご相談ください。

>>参考コラム:京都市、宇治市、城陽市、京田辺市で建築家と注文住宅を建てよう!メリットを紹介

 

京都市で子育て世帯が家を建てるならグランライフにお任せください

白い外壁に木目が映える外観

京都市の子育てに関する手当・支援制度、ならびに住宅取得を支援する制度などをご紹介しました。京都市で注文住宅を建てるなら、是非グランライフにお任せください。

宇治市を拠点としているグランライフは、京都府全域の注文住宅を手掛ける住宅会社です。理想のマイホーム・暮らしを叶えるために、家づくりの専門家であるスタッフがお客様の要望に寄り添い、サポートいたします。高断熱・高気密・高耐震と性能に優れた家づくりにこだわり、性能を活かしたパッシブデザインも採用。モデルハウス見学会では実際に高性能住宅の中に入り、住まいの品質を体感いただけます。是非ご来場ください。

>>京都市で建築家と建てるこだわりのマイホーム!グランライフの家づくりについてはこちら

 

 

記事監修者:中小企業診断士(住宅コンサルタント)塩味 隆行
一般社団法人 住宅資産価値保全保証協会認定講師
住宅検討をされている方が後悔しない家づくりを実現いただくため、 全国各地で年100回以上、家づくりセミナーの講師を担当しています。 住宅購入の際に必要となる性能や土地についての基礎知識から、 資金計画などの専門的なことまで、客観的かつ具体的に情報をお伝えいたします。

 

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