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2025.08.12

京都市の戸建てに住むなら維持費はいくら?節約できる家づくりのポイントも解説

家計・生活費・家の維持費のイメージ

京都市の戸建てにかかる維持費は、年間で40~50万円といわれています。今回は、京都市の戸建てにおける維持費の内訳を解説。維持費削減のためにできる家づくりのポイントを具体的な数値とともにご紹介します。マイホームのランニングコストについて、気になっている方は参考にしてください。

目次

 

京都市の戸建てにかかる維持費は?

マイホーム購入について考える夫婦イラスト

マイホームで暮らしていくためには、以下のような維持費が想定されます。

● 固定資産税・都市計画税
● 火災保険料・地震保険料
● 点検やメンテナンス費用
● 水道・光熱費

このような維持費は、年間相場で約60~80万円といわれています。地域によっても異なるため、京都市の戸建て生活にかかる維持費を把握しておきましょう。

固定資産税・都市計画税


戸建てのマイホームを手に入れると、土地や建物に対して固定資産税や都市計画税が発生します。

土地や家屋などに対して課税され、市町村に納めるのが固定資産税です。一方で、市町村が都市計画事業に充てるために課されるのが、都市計画税です。固定資産税・都市計画税ともに、固定資産の価格を課税標準として税額が決まるため、一概にいくらとはいえません。一般的な固定資産税の目安は10~15万円といわれており、京都市の場合、固定資産評価額をもとに、固定資産税は「課税標準額×1.4%」で算出。都市計画税は「課税標準額×0.3%」で算出します。

参考元:京都市|固定資産税・都市計画税

火災保険料・地震保険料


住宅ローン加入時には、火災保険の加入が求められます。また、大規模な自然災害はいつ起こるか分かりません。万が一の備えに地震保険も考慮しておく必要があるでしょう。

京都市は、降雪・積雪の多い地域ではないため、住宅の除雪に関するコストは必要ありません。海に面していないため高潮や津波の心配もありませんが、2013年には台風18号の被害で市内を流れる桂川が氾濫。全壊・半壊は10件に上り、一部損壊は160件、床上・床下浸水は1,400件を超えました。

近年では、異常気象の影響もあり、いつどれほどの自然災害が起こるか分かりません。住宅への被害も予想されるため、万が一に備えて、維持費として修繕費や保険料を確保しておくと安心でしょう。

火災保険料や地震保険料の目安は、損害保険料率算出機構の資料で都道府県別に確認できます。「2023年度火災保険・地震保険の概況(2022年度統計)」によると、京都府における火災保険料は平均して約39,476円。地震保険料は約20,059円という結果でした。

参考元:気象庁|過去の気象データ検索 京都(京都府) 年ごとの値 主な要素
参考元:損害保険料率算出機構|2023年度火災保険・地震保険の概況

定期点検やメンテナンスにかかる費用


マイホームで何十年と暮らしていくためには、長い目で維持費を考えなければなりません。長く暮らすほど、劣化や故障が目立ち始めます。

入居後の年数によってどのような不具合が発生するか、国土交通省の資料が参考になります。この資料によると、築7年目以降でキッチン・浴室などの機器や給湯器の故障、配水管の詰まりが増加。そして、築11年目以降で雨漏りやカビが目立ち始めるとされています。

長く住むほど、劣化によるリフォームや修繕が必要になる箇所が増えるでしょう。新築から30年間でメンテナンスにかかる費用の目安は合計で500万円を超えるともいわれています。一度に大規模なメンテナンスが必要となれば、費用が高額になるケースもあります。そのため、定期的な点検やメンテナンス費用を維持費として考えておきましょう。

参考元:国土交通省|中古住宅における不具合の発生状況について

>>参考コラム:【宇治市・城陽市・京田辺市】リフォーム・リノベーションの必要性とは?

水道・光熱費


マイホームで生活するためには、電気やガス、水道の利用も欠かせません。ランニングコストとして年間でどれほどかかるのか、確認しておきましょう。総務省による「家計調査における県庁所在地・政令指定都市別ランキング」によると、京都市における年間の光熱費は以下の通りです。

【2022年から2024年の年間平均金額】

内訳 料金(1カ月料金)
電気代 127,350円(約10,613円)
ガス代(都市ガス) 72,163円(約6,014円)
上下水道 62,579円(約5,215円)
水道・光熱費合計 262,092円(21,842円)

1年の中でも夏と冬はエアコンや暖房機器の使用が多くなる時期です。とりわけ、冬は外気温と室温の差が大きくなるため、光熱費が高くなる傾向にあります。今回は、総務省による家計調査をもとに、京都市における夏と冬の光熱費をチェックしてみましょう。京都市における夏季・冬季の光熱費の月平均は以下の通りです。

【京都市における夏季・冬季の光熱費】

内訳 夏季の光熱費月平均 冬季の光熱費月平均
電気代 約7,905円 約9,328円
ガス代(都市ガス) 約4,461円 約7,165円
上下水道料 約4,243円 約4,574円
水道・光熱費合計 約16,609円 約21,067円

※夏季…2024年6~8月のデータ参照
※冬季…2023年12月~2024年2月のデータ参照

「家計調査における県庁所在地・政令指定都市別ランキング」で全国的にみると、京都市は電気代が安い傾向にあります。その一方で、ガス代は全国3番目に高額です。京都市は盆地地形の影響で、夏は蒸し暑い一方で、冬は「京の底冷え」といわれるほど冷え込みます。そのため、冬の暖房にかかるコストが膨らむ傾向にあるのでしょう。京都市の戸建てで光熱費を抑えるためには、冬も暖かく過ごせる断熱性能が重要といえます。

参考元:総務省|家計調査(二人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市(※)ランキング(2021年~2023年平均)
参考元:政府統計の総合窓口(e-Stat)|家計調査 家計収支編 月次 二人以上の世帯

>>参考コラム:注文住宅に必要な断熱性能は?UA値や断熱等級と宇治市の基準値について解説

 

グランライフで建てた家に住むと光熱費はどうなる?

黒とグレーの外壁にシンボルツリーが映える外観

京都市周辺で注文住宅の戸建てを手掛けるグランライフでは、夏は涼しく冬は暖かい快適な暮らしを実現する高性能な家づくりを得意としています。1年中快適に過ごせるだけでなく、光熱費削減にも効果が期待できます。

気密性にこだわり暖房費は約1万円お得に

断熱性能を高めるためには、気密性も欠かせません。数値が小さいほど気密性が高いことを表す「C値」は、以前は国が省エネ基準を定めていましたが、現在では明確な基準は定められていません。一般的には、1.0cm/㎡以下を目安として高気密住宅であるとされます。
グランライフではC値0.35cm/㎡を達成することで、以前の省エネ基準であったC値5.0cm/㎡の住宅より1万円以上の電気代節約が可能です。

【すき間風による1ヶ月の暖房代比較】

C値 電気代
5.0cm/㎡ 24,624円
0.35cm/㎡ 13,824円

※延床面積102.05㎡(30.87坪)の住宅で月間平均気温10度・設定温度26度で24時間30日暖房をつけた場合
※電気量単価は28円/kWhの想定

>>参考コラム:快適な注文住宅には気密性が欠かせない!光熱費との関係や宇治市周辺の情報も

【グランライフの施工事例】家中どこでも一定の室温で快適な住まい

土間を中心として左右に広がるLDK

こちらは、土間を中心として左右にLDKが広がる間取りが印象的な、延べ床面積132.63㎡(40.1坪)の3LDKの注文住宅の事例です。
家事動線が考えられた間取りや、洗練されたデザインだけでなく、断熱性・気密性にもすぐれています。さらに、全熱交換型の第一種換気システムを採用することで、大空間でありながら夏も冬もエアコン1台で家中快適に過ごせる空間を実現。太陽光発電を搭載することで、より電気代の節約に貢献しています。

>>施工事例:建築家の提案が光る和モダンの家。土間を中心にLDKが左右に広がるオープンな設計に

>>参考コラム:知っておきたい換気システムの種類!宇治市、城陽市、京田辺市の気候の特徴も紹介

 

維持費を抑える家づくりのポイント

指差しをするビジネスウーマン

戸建て住宅を考える際には、建築費だけでなく維持費も考慮しなくてはなりません。維持費を節約するためには、日々の節電なども効果的ですが、家づくりの段階で以下のようなポイントを押さえておくことも重要です。

● 光熱費を抑えるために断熱性・気密性を高める
● メンテナンスが少ない高耐久な建材を採用する
● 定期点検を含むアフターサービスのある施工会社を選ぶ

住宅の断熱性・気密性を高めることで、冷暖房の効率が上がり、光熱費節約につながります。メンテナンス回数を減らすために、耐久性の高い建材や設備を採用すれば、長期的な維持費を削減できるでしょう。

また、施工会社によっては、長期間のアフターサービスを提供している場合もあります。不具合の早期発見につなげるためにも、定期点検を行ってくれる施工会社を選ぶと安心です。

>>参考コラム:【宇治市周辺】工務店で注文住宅を建てるメリットは?人気エリアも解説

 

京都市周辺で維持費を節約できる戸建て注文住宅ならグランライフへ

マイホームの相談をする夫婦と提案する男性

マイホームで暮らしていくためには、固定資産税や長期的なメンテナンスやリフォーム費用に加えて、光熱費といったランニングコストも維持費として考えておくことが必要です。固定費としてかかる維持費を抑えるためにも、家づくりの段階からランニングコストを意識しておきましょう。

グランライフでは、一生に一度の家づくりだからこそ、不安を抱えたまま進めることのないように、お施主様にしっかり寄り添って理想の家づくりをサポートしています。維持費だけでなく、ライフプランもしっかりと加味しながら資金計画を考えています。維持費をはじめ、家づくりに関するお金のことに不安があれば、まずはグランライフにご相談ください。

>>京都市で建てるコストパフォーマンスの高いマイホーム!グランライフの家づくりはこちら

 

記事監修者:中小企業診断士(住宅コンサルタント)塩味 隆行
一般社団法人 住宅資産価値保全保証協会認定講師
住宅検討をされている方が後悔しない家づくりを実現いただくため、 全国各地で年100回以上、家づくりセミナーの講師を担当しています。 住宅購入の際に必要となる性能や土地についての基礎知識から、 資金計画などの専門的なことまで、客観的かつ具体的に情報をお伝えいたします。

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